現在私どもは中立な立場で製作工場または建設現場に出向き、依頼された作業範囲の中、設計図または仕様書通りの製品が作り込まれているか否かを製品の中からランダムサンプリングまたは全数のサンプリングを行ったりして抜取った溶接部毎に判定表に照らし合わせ、その溶接部を評価し判定します。

指摘事項があれば、担当者と協議し以後の製品に反映させる行動を起こします。

私たち建築のドクターは、無資格では作業が出来ません。
入社して頂いてから、社内及び社外での講習会や実技訓練を重ね、受験資格の条件が揃って初めて資格にチャレンジ出来る仕組みになっています。
その間は、先輩に同行し、先ずは一日の作業範囲を客先と打合せし、その後現地にて数量の確認、抜取方法、ロットの構成、サンプル数を算出し仕様書に合わせて作業を進める。
行う作業は同じでも行先も日々異なり状況も変化致します。

自分が作業に携わった建物は人間で言う骨の部分で大変重要な部分を我々建築のドクターは調べております。
ビル、工場などは人間で言えば化粧をして建っていますが、隠れてしまっている部分で一番大切な場所を我々は日々見続けています。
自分自身で状況に応じた行動が出来ると思われる方、ほかの人と協調できると思われる方、我々と一緒になって社会の安全、安心を心意気に感じる方お待ちしております。